震災で一人娘を亡くした夫婦の23年間を描く「れいこいるか」8月8日より全国順次公開

いまおかしんじ監督作「れいこいるか」が、8月8日(土) より新宿・K’sシネマ、大阪・シネヌーヴォ、神戸・元町映画館にて同時公開となる。

いまおかしんじ監督が震災直後から温めていた震災後25年の節目を前に作品化。震災での娘の死を機に関係が悪化し、離婚した夫婦の絆の回復を、長田や三宮など神戸の街並みを舞台に描きだす。

「れいこいるか」は東京・K’s cinema、大阪のシネ・ヌーヴォ、兵庫・元町映画館で同時公開。8月14日より京都・京都みなみ会館や愛知・名古屋シネマテーク、新潟のシネ・ウインドなど全国で順次上映される予定だ。

いまおかしんじ監督コメント

大切な人が死んで、残された人はその先をどうやって生きていくのか? 実人生の中で、映画を作ることの中で、ずっと考えている。死んだ人のことを忘れたくない。時間がたてば忘れるというなら、忘れない方法はないものかと思う。生きていた時に受け取った何かを何らかの方法で残したい。だから俺は映画を撮るのかも知れない。フィクションの中にその思いを無理やりねじ込んで死者とコンタクトする。本作を撮りながら幾人もの死者の顔が浮かんだ。彼らが俺の後ろにいる。不思議と背筋が伸びるのだ。この映画は死んでいったたくさんの知人に捧げたい。神代辰巳、川島伸夫、林由美香、向井寛、馬場当、しまだゆきやす、上野俊哉、鴨田好史、今岡隆則、伊藤猛、堀禎一、江利川深夜、櫻井拓也に捧ぐ。

キャスト

武田暁/河屋秀俊/豊田博臣/美村多栄/時光陸/田辺泰信/上西雄大/上野伸弥/石垣登/空田浩志/テルコ/川上皓翔/桑村大和/グェンティ・コックミ/杉本晃輔/西山真来/徳竹未夏/古川藍/多賀勝一/水野祐樹/小倉Pee/南山真之/グェンタイン・サン/森千紗花/若宮藍子/北田千代美/上村ゆきえ/徳永訓之/佐藤宏

スタッフ

企画:朝倉大介/プロデューサー:川本じゅんき・朝倉庄助/監督:いまおかしんじ/脚本:佐藤稔/撮影:鈴木一博/録音:弥栄裕樹/音楽:下社敦郎/編集:蛭田智子/助監督:女池充・坂本礼/製作:朝日映劇/制作:国映株式会社

配給:ブロードウェイ 2019年/99分/カラー/DCP

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