絶望部屋へようこそ
貧乏ながらも、創作活動に打ち込む男の物語です。
作品情報 | |
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作品名 | 絶望部屋へようこそ |
ストーリー | 俊司は実験映画の監督。日夜シュールなインディーズ映画の撮影に勤しんでいたが、その一方で超貧乏生活を余儀なくされていた。沙由里は女子大生。病院経営者の親のもと、裕福な家庭で育った。親に勧められて医学部に進学したが、本人に医師になる気はなく、ある別の夢を胸に抱いていた。そんな2人が出会い、交際することになる。 |
スタッフ | 監督:小野光洋
脚本:大野木千尋 編集:小野光洋 撮影:小野光洋 録音:小野光洋 プロデューサー:尾道洋 |
出演 |
甲田守
長谷山結衣 前田充弘 川久保晴 玉城琉太 山村大輔 木所恵子 吉田実加 佐藤ザンス 稲葉祐子 |
上映時間 | 49分18秒 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2020年 |
投稿年 | 2020年 |
シン・シネマ アワード対象部門 | 作品賞:絶望部屋へようこそ
監督賞:小野光洋 主演男優賞 :甲田守 主演女優賞:長谷山結衣 編集賞:小野光洋 脚本賞:大野木千尋 撮影賞:小野光洋 録音&音響効果賞:小野光洋 アンサンブル演技賞:絶望部屋へようこそ |
長い映画だが、主人公の成長物語ではない。結局ラストシーンは二人がで出会ったシーンと同じである。たいてい主人公は物語の終わりに成長するものだ、と期待していたが、見事に裏切られた。そこに軽い驚きを持って見終えた。この男は、この物語が始まる前からずっとこうで、終わった後もずっとこうなのだ。周りの期待に迎合はしないのだと言う抵抗の主張だ。そんな主人公に結局は微笑して寄り添ってくれる彼女は、実は作者の妄想か願望に過ぎないと感じてしまうのは、うがった見方なのだろうか。
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