想い、出
作品情報 | |
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作品名 | 想い、出 |
ストーリー | 突然の彼の死、
彼への想いが振り切れない、ある少女の物語。 死んだ彼の “想い” は 死んだ彼への “想い” は 嫌な想い出?それとも…… やがて、想い出は勇気に変わってゆく。 |
スタッフ | 監督:佐藤究
脚本:佐藤究 編集:佐藤究 撮影:西岡空良 照明:林宏樹 撮影助手:川口真奈 録音:河上ゆりか 音楽:生原愛 主題歌:『ウワガキホゾン Acoustic.ver.』 |
出演 |
大島夏乃
辻村篤 忠美旬子 |
上映時間 | 26分4秒 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2015年 |
投稿年 | 2020年 |
物語はシンプル、かつ王道。それでもしっかりと感動させるところに確かな技術を感じます。出演者の演技がみんな良いのもプラス点。
3.5/5
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撮り方やカット割りは及第点。見やすい。
ただストーリーを展開させる為にご都合的に使用されるシャレードが引っかかる。
この時代にメモ用紙に書くという行為。そのメモ用紙を指輪と一緒に入れておくといく行為。手帳にわざわざ「鏡台の中」と書き、見つけさせる行為。
その全てが、のちに彼女に発見させる為のご都合的な行為に思えてしまう。
王道なストーリーなのだから、そういったディティールにこそ監督のオリジナリティーを含ませないと埋もれる作品となってしまう。
後、後半の回想は一体誰の回想だったのか?あのメモ用紙を見ただけで彼女があそこまで想像したのか?日本の安いドラマで乱用される種明かし回想を踏襲してはいけない。
安易な表現方法は避けるべき。もっと考え抜き、構成を考える必要がある。
とりあえず「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」という洋画を見て再考して欲しい。
レベルが高いだけにもったいない。
2.7/5
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